(伏見稲荷神社の参道にて。後ろには孫の武浩がついて歩く。)
昭和6年、
大阪中央卸売市場の開設とともに
大阪の食文化を一身に支えるべく、野田の地に「大阪市中央卸売市場」が開設されました。
その開場と時を同じくして、創業者・岩本彦太郎は青果仲卸としての第一歩を踏み出します。 まだ暗い早朝の市場に威勢の良い声が響く中、新鮮で質の良い野菜を見極める厳しい「目利き」と、どんな時も嘘のない「誠実な商い」を貫き、一つひとつお客さまとの信頼を築いていきました。
彦太郎の情熱は自らの店にとどまらず、市場全体の発展にも向けられます。 市場の副理事長としても尽力し、大阪の街に安心・安全な食材が行き渡る仕組みづくりに深く携わりました。
「まじめに、真摯に、良いものをお届けする」
今も岩本商店の根底に息づくこの姿勢は、活気あふれる創業期の市場とともに誕生し、今へと続く確かな礎となったのです。